【ジンギスカン@横浜・関内】ユーモアあふれる東京ラムストーリー
[店名]大衆ジンギスカン酒場 東京ラムストーリー 関内店
[最寄駅]関内駅 徒歩6分
[ディナー予算]4480円-
2022年3月訪問
お店の様子について
ここ1年ほど増えている「羊肉専門店」や「卓上レモンサワー」の二つの特徴を備えたお店にお邪魔してきました。
お店の壁面や扉はガラス張りで、お店の外からも店内が賑わっていることがわかります。
内装は、明るい照明で清潔感のある現代的な大衆酒場です。テーブル席・カウンター席の両方あります。
「東京ラムストーリー」という店名は、往年の名作ドラマの名前をモチーフにしたと思しきユーモアあふれるネーミングですね。
40代以上の方々にはインスパイア元が理解できるでしょう。
男女グループ・男性グループ・夫婦層がメインの客層のようで、20代-50代と幅広いと感じます。
男性のおひとり様も目立ちます。確かに、一人でひたすら肉を食って、誰にも気兼ねなく酒を飲む空間として最適ですね。なるほど。
来店を告げると、カウンター席に案内していただけました。
追加の料理は、自分たちのスマホでQRコードを読み取り、表示されたメニューを入力していきます。
スタッフの方を呼ぶというわずらわしさもなく、いまの会計額も瞬時にわかり、現代的ですね。
お料理について
★ジンギスカン初回セット 968円
★生マトンヒレ 858円
★ラムタン 748円
「肉食べ放題コース」もありますが、食べ放題コースに含まれていないメニューも注文してみたかったので、初回セットで注文しました。
初回セットには、生ラム肩ロース・野菜盛り・薬味が含まれています。
注文後すぐに、ジンギスカン用鍋がコンロに設置されます。
野菜セットには、もやし以外にもヤングコーンやミニトマトがあり、見栄えが工夫されていますね。
薬味(大葉・ミョウガ・ねぎ)やタレ(自家製・企業秘密)にもこだわりがあることを明るい接客で教えてもらえます。
鍋に火をつけてもらったときに、肉の焼き方について、教えてもらえます。
「『ラブストーリーモードな焼き方説明』と『標準モードな焼き方説明』のどちらでご説明しますか?」…と聞かれます。
…??
ジンギスカンは何回か食べたことがあるので、肉の焼き方自体は知っているつもりではいるのですが、『ラブストーリーモードな焼き方説明』というものが気になったので、せっかくなので『ラブストーリーモードな焼き方説明』を教えてもらいました。
「男と女が出会うと火が付きます。火が付いたら肉を焼きます。最初のデートで焼き目がついたら、肉をひっくり返して二度目のデートで肉が焼きあがりましたら、お召し上がりください」というようなニュアンスの説明をしていただけます。
…お、おう。そうですね。そうします。
テレのない笑顔の接客で、私の方が照れてしまいました。
さて、改めて、提供された肉を焼いてきます。
1人前の肉は、かなりボリュームがあり、生肩ロースも生マトンヒレ肉もどちらも美味しいですね。しばらくタレにつけ込んでおくと、また異なる風味の味わいになることも印象的です。
タンは、ロースやヒレとはまったく異なるコリコリした食感を楽しめます。
★ロースト・ラム 1078円
ローストビーフならぬローストラムをいただいてみました。
ハムのような食感の冷菜で、アツアツのジンギスカンとは異なる風味が味わえます。
★自家製抹茶ティラミス 528円
最後にデザートも注文してみました。器の下には、あんこがある和風のデザートですね。
お飲物について
★レモンサワーは突然に 60分飲み放題 550円
卓上レモンサワーは初めての体験です。
卓上サーバーからはサワーのみが出てくるようで、レモンサワーの素が提供されるので、自分たちでサワーとレモンサワーの素を混ぜ合わせます。
レモンサワーの素・フレーバーは、10種類ほどある中から、選ぶことができます。追加注文することもできます。
私は、往年の名作ドラマの主人公の名前をモチーフにしたと思われる「カンチレモン」フレーバーにしてみました。
レモンサワー以外のドリンクメニューも注文することができますので、ビール党の方や、レモンサワーは苦手という方も安心できると思います。
食べ終わり、ある程度の時間も過ぎたので、お店を後にします。
レジの会計時には、スタッフの方にコインマジックを見せてもらえました。
最後まで楽しませようという心遣いが嬉しいですね。
美味しいジンギスカンと自分たちのペースで好きなようにお酒を飲めるお店だと思います。
ユーモアあふれる取組と、明るい接客・サービスも印象的です。
関内以外にもお店があるようなので、他のお店にもお邪魔してみたいですね。
ごちそうさまでした。