【もんじゃ焼き@横浜】月島もんじゃ もへじ
[最寄駅]横浜駅 徒歩3分
[予算]4000円-5500円
2021年12月訪問
料理について
もんじゃ焼きや鉄板焼きなど各種メニューは、お店の方がテーブルの鉄板で目の前で焼いていただけます。
スタッフの方の手際よさはもちろんですが、ハキハキとした元気な接客サービスが心地よく、目の前で料理が出来上がっていく様子がダイナミックでエンターテイメント性があると感じます。
★お通しのゲソ
豪快な大きなゲソで、両面を焼きあげると、ヘラで一口大に切っていただけます。弾力があり、お通しでこのクオリティなので、続く料理の期待値があがりますね。
★月替わりもんじゃ12月 ペスカトーレリゾットもんじゃ
洋風のもんじゃ焼き…とのことで、最初のもんじゃ焼きとして、選んでみました。
SNS映えしそうな目立つ海老の他たっぷりのシーフードが盛られたもんじゃの具材と、出汁がそれぞれ別の器に盛られて、テーブルに置かれます。
スタッフの方によって、具材を鉄板で焼いてもらえます。ある程度火が通ったら、具材で円形の土手が作られ、円の中心に出汁が何回かに分けて注がれていきます。
敢えて少し土手から出汁をこぼすことで、味わいに深みを持たせているそうです。
ある程度全体に火が通ったら、一度中央に集中させた上で、再度鉄板全体に平べったくしていきます。
たっぷりのシーフードとトマトの風味がペスカトーレのような洋風風味になっています。
もんじゃ焼きは、すこし水分をまだ含んだ頃に食べる風味と、余熱によって水分が飛んだ状態の頃の風味がかなり異なるので、風味の変化を楽しめますね。
★明太子もちもんじゃ+トッピングチーズ
こちらも山盛りの具材に、たっぷりの明太子!
月替わりもんじゃと同じようにスタッフの方に焼いてもらえます。
こちらの明太子もちもんじゃ+トッピングチーズは、もんじゃ焼きの定番中の定番ということもあって、それぞれの具材の相性は抜群で、完成度の高い一品となっています。
私自身は気づかなかったのですが、
同席してくれた友人は、年に1回はもんじゃ焼きを食べることもあり、ペスカトーレリゾットもんじゃと明太子もちもんじゃとの違いが気になるとのこと。
え?どういうこと?…と思い、その違いを聞いてみると
「明太子もちもんじゃは器が一つになっていて、ペスカトーレリゾットもんじゃは具材の器と出汁の器が別々になっているのはなぜだろう?
また、明太子もちもんじゃの具材のキャベツは千切りで、ペスカトーレリゾットもんじゃのキャベツはみじん切り状になっているのはなぜだろう?」とのこと。
へー。言われてみると確かに違いがあるような気がします。
友人の疑問を、お店の方に聞いてみると、快く教えていただけました。
「ペスカトーレリゾットもんじゃには、具材にごはんが入っていて、キャベツをみじん切りにしているのは、キャベツとごはんのサイズを同じするためです。ごはんを入れるタイプのもんじゃ焼きは、出汁と一緒にしてしまうと、ごはんが出汁を吸ってしまうので器を別に分けています。」とのこと。
へー。なるほど。そういうことだったのですね。勉強になりました。
★生牡蠣バター焼き
とても大きな牡蠣とネギがそれぞれ4つあります。
鉄板の上で、牡蠣が正方形のように配置され、牡蠣のすぐ外側を接した場所にネギが配置されます。この配置が、牡蠣の旨味がネギに移るそうです。
へー。そうなんですね。
牡蠣を両面焼いた後に、正方形中心の位置にバターが置かれ、溶けたバターで牡蠣・ネギが味付けされます。
牡蠣は火が通っても、大振りのままで柔らかい弾力の身の部分と、食感の異なる紐の部分が異なる食感で味わい深いですね。
ネギも、バターの香りや牡蠣の風味に加え、ネギ自体の甘みもあり、おいしくいただけました。
★海鮮アヒージョ+バケット
最後に、アヒージョ+バケットを注文してみました。
「アヒージョのオイルに、バケットを浸したあとに、鉄板でバケットを焼くとガーリックバターのようになりますよ」とスタッフの方にオススメの食べ方を教えていただきました。
うん。たしかに美味しいですね。
お飲物について
ドリンクも、ビールはもちろん、ホッピー・ハイボール・焼酎・日本酒・ワイン・スパークリングワインまでいろいろな種類を取り揃えているようです。
★ちょっと甘いレモンサワー
同席してくれた友人が、最初の一杯目に何気なく「レモンサワー」を注文すると、「レモンサワーには、甘くないレモンサワーとちょっと甘いレモンサワー2種類ございまして、どちらになさいますか?」と聞いてくれました。
へー。面白いですね。
友人は、甘くないレモンサワーを注文していたので、
せっかくなので、私は、ちょっと甘いレモンサワーを注文してみました。
提供された、ちょっと甘いレモンサワーと甘くないレモンサワーは、見た目はほとんど違いがわかりません。
私が頂いたのはちょっと甘いレモンサワーでしたが、美味しくいただけました。
★信号サワー
ネーミングが気になって、2杯目に注文してみました。
赤唐辛子の赤、レモンの黄色、青紫蘇の緑の3色が揃った信号サワーです。
ビジュアルも面白いですね。
お店の様子について
我々が案内されたのは1階席で、浅草をイメージした店内装飾であるとスタッフの方に教えていただきました。
2階席・3階席は1階席とは異なるコンセプトの装飾がなされているそうです。
へー。そうなんですね。何回も来たくなる工夫がされていると感じます。
月島もんじゃの名店 もへじ が神奈川県に唯一出店したのが、この横浜店とのこと。
客層は、女性グループ・ご夫婦層・お子様連れの家族層と様々です。
我々は午後5時に入店したので、たまたまスッと入れましたが、帰るころの午後7時には外には行列でお待ちの方が大勢いらっしゃいました。
人気店であることがわかります。
お会計を済ませ、お店を後にします。
活気があり、SNS映えもしながらも美味しい料理で、接客サービスも心地よい、いいお店だと思います。
ごちそうさまでした。