文字通りの隠れた名店！「麻布十番鮨無銘」で感じる贅沢な時間

2023/08/08

［店名］麻布十番鮨無銘
［最寄駅］麻布十番駅徒歩6分
［予算］28000円-35000円
2023年8月訪問

お店の様子について

住所非公開のお寿司屋さんがあると耳にしていて、縁があって、お邪魔することができました。
最寄り駅は、麻布十番駅。各WEBメディアにも「東京都港区麻布十番」とまでは記載があるものの、番地情報やビルの情報・外観などの情報はほとんどなく、住所情報は予約して初めて知ることができる…というお店です。

事前に知らされた住所にお邪魔して扉を開けてみると、大将やスタッフの方が出迎えてもらえます。店内は厳かにも感じる雰囲気で、客層はカップル層が主のように感じます。

お料理・お飲物について

★おまかせコース

☆もずく
☆毛ガニ・赤酢シャリ
☆粒貝
☆太刀魚の焼き物
☆蒸しアワビ
☆茶豆
コースは、前菜から提供されます。
食感を感じるもずくは、優しい味わいです。
毛ガニは、カニ味噌の風味もシャリの甘みも感じて濃厚な味わいです。
煌めく粒貝は、コリコリ食感で、塩で締められているそうで、わずかに柑橘系の香りも感じます。なんでもヘベス酢を利用しているとのこと。なるほど、こだわりを感じますね。
太刀魚は、皮の炙り目の香りもよく、旨味が凝縮しています。
蒸しアワビは、弾力のあるアワビはもちろん、スープもいい味わいです。

☆お飲物について
グラスシャンパンや日本酒をいただきました。
記念日利用に適したラインナップですね。

☆握り：シンコ
☆握り：金目鯛
☆握り：シマアオダイ
☆握り：トキシラズ
お寿司は、コハダの稚魚であるシンコからスタートです。しっかりとした歯ごたえと、酸味のある旨味を感じますね。
熟成された旨味を感じる金目鯛は、格別です。
トキシラズ…は、鮭だそうです。サーモンではなく、鮭なのですね。お寿司として鮭を食べるのは初めてなのですが、サーモンとは異なり、たんぱくさも感じる味わいです。

☆握り：中トロ
☆握り：春子鯛
☆握り：赤身
中トロは、上品な旨味をしっかりと感じることができます。
春子鯛は、皮の歯ごたえ・旨味を感じられます。
赤身は、漬けにされれいるそうですが、水分はほとんど感じず、旨味だけが凝縮されているように感じます。

☆握り：大トロ
☆握り：石垣貝
☆握り：ボタンエビ
☆軍艦：ウニ
見た目にも豪華な大トロは、芳醇な香りを蓄えた脂とシャリの旨味がハーモニーを奏でています。
石垣貝は、ふわふわな柔らかい触感が特徴的です。
茹でて剥いただけ…というボタンエビは、本当にプリプリで、これぞエビ！という味わいです。
ウニは、この日は苫小牧産だそうで、爽やかさも感じます。