【水炊き@銀座】笹二 は、プレミアムな空間・料理・サービスを味わえるお店です。
入店経緯
2019年10月にお邪魔させていただいたお店となります。
肌寒い日も続き、友人たちと集まる機会に、鍋を食べられるお店がないか…と考えておりました。
そうした時に、銀座にいいお店があるよー…と紹介を受け、お邪魔することにしました。
そうした経緯で、こちら 銀座 水炊き 笹二 さんにお邪魔させていただきました。
店内の様子について
友人たちとは、地下鉄銀座駅 C4出口で待ち合わせをして、お店に向かいます。
お店はビルの地下1階にあるようなので、エレベーターを使い、地下におり、お店に入ります。
店内入るとすぐに、10月ということもあって、ハロウィン向けにデコレーションされた小さいかぼちゃのオブジェが目に入ります。かわいいですね。
お店の方に来店を告げると、個室スペースに案内していただきました。
個室スペースは、かなり広く感じ、接待目的にも最適だと感じます。
他、カウンター席・テーブル席もあるようで、賑わっています。
全体的に、シックで落ち着いた雰囲気で、プレミアムな空間を感じることができます。
客層は、デート利用のカップル層・女子会利用・宴会利用と様々なようですね。
お料理・お飲み物について
本日は、「匠 大山どり 堪能コース 6800円」でお願いしています。
飲み物は、まずは生ビールをお願いすることにしました。
ドリンクが提供され、ほぼ同じタイミングで、前菜が提供されます。
前菜・本日の小鉢盛り合わせは、大根鶏そぼろ・鶏皮ポン酢・柿の3種類です。
大根鶏そぼろは、やわらかく上品な味わいです。
鶏皮ポン酢は、わずかに柚子の風味を感じ、工夫をされているのがわかります。
柿が前菜の一つなのは面白いですね。柿に掛けられたソースは、栗?。よくわかりませんでしたが、美味しくいただけました。
前菜からこのクオリティなのは、期待が高まります。
続いて、サラダが提供されます。
提供時に、白菜を使ったサラダ…と説明していただけました。
白菜の他、塩昆布・ワカメと海藻類も豊富で、身体に良さそうですね。
まろやかなドレッシングも風味がよく、皿の周りに円状のソースも和えつつ、
白菜の歯ごたえを楽しみながら、いただきました。
次に、お刺身が提供されます。
この日は、マグロの中トロ・ホタテ・イサキとのこと。
イサキ…という魚のお刺身はあまりいただいたことがありませんが、美味しくいただけました。
どれも確かな一品ですが、私個人としてはホタテが特に美味しかったと感じました。
茶碗蒸しが提供されます。
鶏のスープで炊いています、と提供時に説明していただけました。へー、そうなんだ。
具材も多く柔らかく、一口目は風味豊かでまろやかに感じ、二口目・茶碗蒸しの下の方はコクのある味わいだと感じました。
茶碗蒸しという一品が、味わいが途中で変化することに驚いてしまいました。
どのように作られているのだろう。確かな職人技を感じます。
大山どり もも肉の五香味揚げを提供していただけました。
…って、デカッ!
メインディッシュは水炊きのハズですが、この香味揚げもメイン並のボリュームですね。
水炊き用のお腹の空きを確保しておかないと…と、これから来るメインディッシュに向けて、気合を入れます。
さて、そんな気持ちで、香味揚げをいただきます。
骨付きということもあって、箸で食べるのが難しかったのが、少々気になりましたが、
スパイスが効いてて、とても美味しくいただけました。
いよいよ、メインの水炊きです。
テーブルにコンロと、スープの入った鍋を用意していただきました。
なんでも、スープは6-7時間煮込んだものとのこと。手間暇かかってますね。
鶏肉は大山どりが使われているとのこと。
様々な部位を利用していて、一つ一つの部位(せせり、砂肝、ハツ、レバーなど)て、ご案内いただけました。
お店の方に、鍋の具材を入れていただき、火に掛けられます。
レバーを鍋に入れる直前には、一言「レバー苦手な方はいらっしゃいますか?」と確認していただけました。特に問題ない旨をお伝えしました。お気遣いが嬉しいですね。
ひと煮立ちしましたので、各自で鍋を装っていきます。
薬味は、塩・柚子胡椒・万能ねぎを用意されています。
ポン酢で多少味付けをしながら、頂いておりましたが、シンプルに鍋のスープや具材が美味しいこともあって、塩を多少加えるだけで、素材の味を十二分に楽しむことができました。
お店のドリンクの品揃えも、日本酒・焼酎・ウイスキー・果実酒・ワインと各種揃っているようです。
私自身は、生ビールの他、ウイスキーのソーダ割りをお願いしました。
ウイスキーは、白州・山崎といったものの他、
「イチローズモルト」「松井 MIZUNARA CASK」という名前のものがメニューブックに記載がありました。
イチローと松井が並んでいることに、ある種の洒落を感じますね。
イチローズモルトのソーダ割りは癖のない風味、松井 MIZUNARA CASKのソーダ割りはガツっと来る強さといった違いを感じました。
どちらかというと、イチローズモルトの方が好みの味わいでしたが、どちらも美味しくいただくことができました。
かなりお腹いっぱいになったこともあり、締めの雑炊をお願いしました。
ちなみに、雑炊の他、うどんやラーメンも選択できるそうです。
雑炊用の卵は、ハリ・色がよく、鍋に入れる前からとても美味しそうに見えます。
お店の方にお話を伺ってみたところ、何でも「奥久慈卵」を利用しているとのこと。
茶碗蒸しやプリンにも、この「奥久慈卵」は利用されているそうです。
奥久慈卵は私は知らなかったので、後日、調べてみましたが、
茨城県のブランド卵なのだそうです。勉強になりました。
雑炊は、全部は食べきれませんでしたが、美味しくいただくことができました。
最後に、デザートをいただきました。
先程、奥久慈卵のプリンのお話を伺うことができたので、せっかくなので、オプションでプリンをお願いしました。
しっかりとした濃厚な味わいで、弾力もあり、料理の最後にデザートでした。
お店について、感じたこと
十二分に食事を楽しみましたので、お会計をお願いしました。
ドリンクもかなり注文してしまったこともあり、一人あたりの料金は 1万円を超えてしまいましたが、とても楽しく過ごせました。
一緒にお邪魔した友人Hが食べきれなかった、もも肉の五香味揚げは、お願いしたら、お持ち帰り用に包んでくれました。ありがとうございます。
シックでプレミアムな空間で、心遣いのあるサービス・職人技を感じる料理を味わえるお店だと感じます。
ごちそうさまでした。