【焼いてくれる焼肉屋@青山一丁目・外苑前】煌の雰囲気のいい空間とおいしい焼肉
2022/01/24
[店名]煌
[最寄駅]青山一丁目駅 徒歩5分・外苑前駅 徒歩5分
[ディナー予算]12000円-22000円
2022年1月訪問
お店の様子について
お店は、青山一丁目駅と外苑前駅とのちょうど中間あたりにあります。
エレベーターで2階にあがり、お店に入ります。
お肉はお店の方が焼いてくれるので、とても気楽であり、かつ、焼肉の雰囲気を味わえます。
煙については、まったく感じないので、服に臭いがつく心配はしないでいいと感じます。
肉の品質の維持には、肉の卸との関係が非常に大事だと、お店の方に教えていただきました。自信があることがわかります。
それぞれの席は、ロールカーテンで仕切られた半個室空間になっています。
インテリアも高級感があります。お手洗いも未来的なデザインで印象的です。
お料理・お飲物について
本日は久々に会う親戚との訪問ということもあり、グレードの高いコース料理をいただきました。
南青山コース 14,500円
★前菜 レアローストビーフ
★前菜 黒毛和牛のタルタル
★先付 季節野菜の取り合わせ 自家製生姜味噌マヨネーズで
青山一丁目・外苑前は、いちょう並木で有名ということもあり、イチョウの葉を模した大きな黄色い器に、紅葉した銀杏の葉が散りばめられている演出がされています。
イチョウを模した器の上に、白い鮮やかな器が載せられており、その白い更に、前菜二種が盛られております。
大変印象深いですね。
レアローストビーフは、すこしだけタレをつけて、頂きます。
肉自体のしっかりとした弾力と優しい香りを感じます。
黒毛和牛のタルタルは、レアローストビーフと対照的に、柔らかい食感とチーズの濃厚な香りの味わいです。
★牛タン三種(昆布塩の牛タン・葱タレのタンモト・柚子七味のとろ牛タン
はやくも、牛タンです!
しかも、3種類です!!
それぞれ、牛タンの中でも、すこしずつ部位も変えているようです。
お店のこだわりもあり、牛タン…の先については、焼肉としては提供しないそうです。贅沢ですね。
私は、葱タレのタンモトが弾力もあり香りもあったので、好みでしたが、
同席してくれた親戚は、昆布塩の牛タンの方が好みだったそうです。
こうした食べ比べができるのは、とても嬉しいですね。
★黒毛和牛レバー
★黒毛和牛ハツ
牛レバーは、お店の方の熟練の焼き方で、ふんわりとした食感で、臭みはまったくなく濃厚な味わいです。
牛ハツは、歯ごたえがすこしあり、噛むことでうまみを長く味わうことができます。
★煌特製ファーマーズサラダ
いい香りのするドレッシングで、彩りのいい野菜をさっぱりいただくことができます。
焼肉数種類をいただいた後のサラダなので、リフレッシュする効果も狙っているのかもしれませんね。
お皿も上品だと感じます。
★黒毛和牛特選カイノミ タレ焼き
★黒毛和牛特選ハラミ タレ焼き
★特選牛ほほ肉 みそタレ焼き
★本日のお米 青森県産 晴天の霹靂
カイノミはひれ肉の周りの部位と教えていただきながら、お店の方に焼いてもらえます。
肉の深みのある脂と濃厚なタレと、甘みのあるごはん(晴天の霹靂)がすべてマッチしていて、それぞれの良さが引き立っていますね。
ハラミは、歯ごたえのあるワイルドな食感です。タレは同じですが、カイノミとはまったく異なる印象を受けます。
ほほ肉は、つらみとも呼ばれる部位です。
京都では、天肉と呼ばれていると教えていただきました。
みそダレもあって、旨味のある濃厚な味わいですね。
★山形県霜降り和牛サーロインを和牛スープとトマトと共に
和牛サーロインを、スープに浸して、湯剥きされたトマト・白髪ねぎ・ゴマを肉で巻いて、いただきます。
トマトの酸味・葱とゴマの風味も感じ、贅沢な味わいです。スープにも旨味がつまっていて、料理スタッフの方の苦労を感じます。
★金の牛ユッケ キャビアを載せて
上品な白い皿の中央に、タレの和えられたユッケの上中央にウズラの卵黄が載せられ、ウズラの卵を囲うようにキャビア・金粉がまぶされています。
見栄えも華やかで、テンションがあがります。
濃厚な味わいで、お酒も進みますね。
★茨城県産常陸牛の トウガラシ イチボ を特製ちりずと共に
イチボという部位は以前から知っていましたが、トウガラシ…という部位は私は知りませんでした。
希少部位も提供されているのですね。
ソースも部位ごとに変化があり、焼肉の種類ごとに楽しみがありますね。
トウガラシはさっぱりした旨味があり、イチボはステーキっぽさを感じます。
★山形県産山形牛のウチモモの低温調理 自家製キノコソース トリュフをふりかけて
既に低温調理された状態のウチモモ肉を、網の上で、焼き目をつけるように仕上げていただけます。
弾力のある食感の肉自体に旨味を感じ、トリュフの香りを、長く味わうことができます。
濃厚なキノコソースと和えると、味わいの変化も楽しめます。ソースは季節ごとに変わるそうなので、何度も来たくなりますね。
★茨城県産常陸牛センボンスジを備長炭直火焼き 西洋わさびと共に
コンロの上に、熱せられた熱が置かれ、その炭で直接、肉が焼かれます。
見栄えがとてもインパクトがありますね。
お肉については、炭の香りが口の中に広がり、いままでの肉とは風味がかなり異なります。
★大人の牛たんスパイスカレー 又は 柔らか牛しぐれの白出汁うどん
〆のごはんは、カレーかうどんを選べます。
私はうどんを選びました。
うどんは、出汁・牛しぐれ肉・平打ちのうどんがバランスがいいですね。
同席してくれた親戚は、カレーを選んでくれました。お店の方からは、カレーは辛いですよ…と言われていたのですが、(私自身は食べていませんが)「辛い!という辛さではなく、スパイスの辛さを感じる」ということでした。なるほど。
器もかわいいですね。
★自家製フランボワーズのミルクシャーベット 黒胡麻小豆最中
デザートは洋風のシャーベットと、和風のミニ最中の2種類です。
洋風・和風の食べ比べすることができるのは、嬉しく思います。
どちらのクオリティも高いですね。
飲物は、ビール(マスターズドリーム)とレモンサワーの2種類をいただきました。
ビールは芳醇な香りで、焼肉との相性がいいですね。
レモンサワーは、すりおろしレモンが風味を強くしていて、いいですね。
雰囲気のいい環境で、お店の方が焼いてくれる贅沢な美味しい焼肉を、食べられるコースでした。臭いを気にしないでいいのも、いいですね。
食感・味わいの異なるメニューを意識的に提供されていることを感じます。
ごちそうさまでした。